薄くて、平べったくて、
まるでタブレットのような見た目のこちら。
インパクトのあるデザインの下には何やら粒々した感じも
見て取れますが…これが何かわかりますか?
なんと“お米”なんです!
このユニークなお米のタブレット
「コメタブ」を生み出した田島屋さんに、
お米の新しい可能性を伺いました。

定形外郵便で送れる封筒サイズの袋に、こだわりのお米が真空パックにされたコメタブ。厚みは1センチ程度で、まさに見た目はタブレット!1合と2合の2種類のサイズがあり、パッケージには写真や文字、イラストなどが色鮮やかにプリントできます。ネットでカンタンにオーダーできるのも魅力です。中身のお米は、茨城県産コシヒカリをはじめ、予算や時期にあわせて様々な品種からセレクト可能。
もらって困る人のいないお米を、伝えたい想いとともに贈ることができる、まさにお米の新しいギフトのカタチがコメタブなのです。受け取った人に喜ばれ、しかも持ち運びに便利なサイズ、仕上がりがキレイだから作った側も大満足、ということで企業のノベルティやイベントの景品などで人気を博しています。

コメタブを販売するのは、茨城県土浦市に本社を構える田島屋。創業は1855年。江戸時代から160年以上も続くお米の卸の会社です。取り扱うお米は年間3万トン以上。“お米がおいしい”と評判のレストランなどにも多数お米を卸し、まさに日本のお米文化を支え続ける存在です。「私たちの会社は、丹精込めて作られたお米を生産者さんからお預かりし、1年間、最適な環境で大切においしく保管して、お客様に届ける橋渡し的存在。昔から、生産者さんあっての僕ら。この想いは創業時から受け継がれています。」そう教えてくれたのは、田島屋の専務取締役、田嶋 新太郎さん。コメタブ生みの親の一人です。

「日本人のお米離れが進んでいることに危機感を持ち、これまでとは違う形で消費者の方々にお米をお届けする方法を探していました。そんな時、緑茶や紅茶などを真空パックに包装する機械を手掛ける企業と出会って。その出会いがきっかけで、コメタブが誕生しました。」
コメタブという、一度聞いたら忘れられないネーミングがどのように生まれたのかも気になるところですが…。「タブレットみたいに平べったいから、これは米のタブレットだよね、略してコメタブだ!みたいな流れで、兄と二人で談笑していて生まれたんですよ。」そう笑顔で語るのは、米穀部 部長であり、新太郎さんの弟、田嶋 啓人(ひろと)さんです。

「コメタブをスタートするにあたり、ロゴのデザインやサービスを知ってもらうためのパンフレット類にもこだわりました。中身のお米にはもちろん自信がありますが、企業がノベルティとして採用するかどうかは見た目も重要になってくるので、 “コメタブなら見た目のクオリティも安心して任せられる”と思ってもらえるような土台を用意してスタートしたかったんです。そこで、茨城県内にあるデザイン会社を片っ端から調べて。おかげさまで、一緒にコメタブをデザインしていってほしい!と感じたデザイン会社と出会うことができました」(新太郎さん)

今回、私たちハップアールもつぶつぶが特徴のフェイススクラブをご購入のお客様にプレゼントするオリジナルデザインのコメタブをオーダーしたのですが、その存在を知ったきっかけは展示会でした。デザイン面のクオリティの高さやユニークさに一目惚れ、そしておいしさが決め手となり、オーダーに至りました。「展示会で知ってご依頼いただくことは多いですね。もらったコメタブが印象に残り、その後、オーダーいただくこともよくあります。おかげさまで、地元の企業、自治体、それからアパレル関連の企業にご活用いただく機会も増えています。」(啓人さん)
イベントの参加賞などでコメタブをたまたま手にした方が中身のお米のおいしさに感動し、“このお米はどこで買えますか?”というお問い合わせがくることもあるそうです!

「食べる前に、まずはコメタブを部屋に飾る、という方も多いそうなんです。真空パックなのでおいしい状態を長くキープできますが、せっかくなので3か月くらい飾ったらおいしく食べてくださいね(笑)
お米の消費は、ピーク時から半減し、生産者さんも減ってきています。そんな状況ですが、コメタブを通して、特に若い方のお米の消費量を増やしていきたいです。コメタブはソロキャンプにもピッタリなサイズなので、今後、アウトドア系の展示会にも参加予定です。スーパーなどで売っている普通のお米のパッケージも今後はよりデザイン性が重視されてくると思いますので、コメタブでの経験を活かして、“パケ買いしたくなる”お米も販売していきたいですね。」(新太郎さん)

お米に“食べる”だけでなく、“気持ちを伝える” “飾る”という新たな楽しみもプラスしたコメタブ。
創業160年以上の経験と、お二人のチャレンジ精神がかけあわさって生まれたコメタブは、
これからのお米文化をけん引する存在になりそうです。
ハップアールのコメタブは、2023年7月4日~8月3日の間にフェイススクラブをお買い上げでもれなくプレゼントします。
中身のお米は、田島屋さんおすすめの茨城県産コシヒカリをチョイス!味とデザイン、ともにお楽しみください。


お米文化をさらに発展させ、消費アップを後押しするためのアイディアが豊富なお二人。国内のみならず海外に向けてもお米の魅力を発信しています。